輝の会と密教の関係
輝の会と密教の関係 輝の会では、ピラミッド形の意識が世界の構造原理であると説明しています(右図)。 上下を向いたピラミッドを多数連続させることにより、世界(認識像)は構成されています。 赤、青は2意識を意味します。(表面意識、内面意識)。 赤が青を認識するケースを説明します。点Aを中心とする認識では、ピラミッド底面の4頂点と点Bを認識します。点Bを中心とする認識では、ピラミッド底面の4頂点(点Cと同じ高さの4頂点)と点Cを認識します。 |
![]() | |
ピラミッドの中心軸(A,B,C,Dを通る線)は意識の軸です。この軸の回りを意識が回転することによって認識は成立します。 赤→青、青→赤の認識では、上下の方向が逆転するため、中心軸回りの回転が互いに逆回転になります。この2種類の認識を重ね合わせて認識が成立するのです。 中心軸を集約する(認識ポイントを1点に集約する)ことにより点A、点B、点C、点D、・・・ を中心とする認識を重ね合わせた認識像を生成できます。これが私たちの認識であり、世界全体なのです。 点Aを中心とする認識、点Bを中心とする認識のどちらも、世界全体に対する認識です。(中心軸を通じて全体がつながっているため)。 | ||
次に密教の教義について説明します。 密教の教義で最も重要なのは曼荼羅です。 金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の2種類存在します。(下の2種類の画像) | ||
![]() | ||
金剛界曼荼羅 | ||
![]() | ||
胎蔵界曼荼羅 | ||
金剛界曼荼羅は、(縦3個×横3個)の9つの枠で構成されています。 |
![]() | |
大きな円5個それぞれの中には、更に小さい円が5個十字に描かれています。これは大きい円と同形です。これもフラクタルを意味します。 ピラミッド形で説明した通り、世界はフラクタルで構成されています。この点で輝の会と金剛界曼荼羅は全く同じ内容を説明していることになるのです。 9個の円の内、縦横の5つが大きく、斜めの4つが小さい理由は、9個の円が2種類の円の組み合わせで構成されているためです。この組み合わせとは、(中心の円と縦横の4つの円)と(中心の円と斜めの4つの円)の2種類です。 ピラミッド形で説明した通り、認識はこの2種類の認識を重ね合わせて成立します。 | ||
胎蔵界曼荼羅の中心には9種類の如来や菩薩が描かれています。(右図)。 中心が大日如来であり、周囲がその他の如来・菩薩です。 この中心と8種類という組み合わせは、金剛界曼荼羅の2種類の円の組み合わせと同じ構造です。 以下の説明では、右図の如来・菩薩を円と表現します。 |
![]() | |
中心円と周囲の8つの円の中の4つの円(1つ置きの4つの円)を組み合わせると、2種類の組み合わせができます。これは金剛界曼荼羅で説明した5個ずつの2組の円と同じ構造です。 以上の説明から、右上図は互いに逆方向の認識を重ね合わせた認識を意味することが分かります。2つの曼荼羅は共に世界の構造原理を意味しているのです。 輝の会のピラミッド形は、この内容をさらに正確に表現しています。既に人類史上最高レベルの理解度に到達しているのです。 | ||
最近のコメント